〒125-0042 東京都葛飾区金町6丁目4番3号
金町メディカルモール内102
TEL:03-3627-1300

予防接種

予防接種とは

予防接種

当院は予防接種として、インフルエンザと肺炎球菌のワクチン接種を行っております。ワクチン接種とは、細菌やウイルスなどの病原体からつくったワクチン(抗原物質)を接種することで免疫をつけます。これにより、特定の病気に感染しにくい状態にし、万一その病気になったとしても軽くなるように行われるものです。ワクチン接種をご希望される方は、お気軽にご相談ください。

ワクチンとは

感染症の原因とされる各種の細菌やウイルスの病原性を弱めたり、また、それらを無毒化したりすることでつくられるのがワクチンです。

これを体内に注入することで、抗体(病原体と結合し、それを体内から除去するように働くたんぱく分子)をつくらせ、当該感染症に罹りにくくし、また重症化を防ぐことができるようになります。そのほかにも、感染症の流行を阻止する(集団免疫)という目的で行います。

当院で実施しているインフルエンザと肺炎球菌のワクチン接種についての詳細は以下の通りです。

インフルエンザワクチン

インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症がインフルエンザです。同ウイルスに感染すると1~3日くらいの潜伏期間を経た後に発症し、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。併せて風邪の症状と同じように、喉の痛み、鼻水、せきなどの症状もみられます。子どもであれば痙攣や中耳炎、ごく稀に急性脳症の症状も現れます。また高齢者や基礎疾患をお持ちの方では肺炎を併発するなど、重症化することもあります。

このようなインフルエンザを予防する手段のひとつに流行前のワクチン接種があります。なお、インフルエンザウイルスというのは毎年少しずつ性質を変える特徴があり、異なるタイプが流行します。それに対抗するためにも、予防接種は毎年行う必要があります。

接種してから効果が出るまでに約2週間かかるインフルエンザワクチンですが、その効果は約5ヵ月間持続します。日本の場合、例年12月~翌3月頃にインフルエンザが流行していますので、毎年12月中旬頃までに接種するように心がけてください。

肺炎球菌ワクチン

肺炎は日本人の死亡原因の第3位で、なかでも高齢者や基礎疾患を持っている方などが罹りやすく、しかも高齢になるに従って死亡率が上昇するという傾向があります。

なるべく肺炎を予防するために行えることの一つに肺炎球菌のワクチン接種があります。肺炎の原因菌は様々ありますが、最も多いと言われているのが肺炎球菌(大人の肺炎の20~40%は、この菌が原因と言われます)です。この肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防するほか、重症化を防ぎます(肺炎球菌ワクチンはすべての肺炎を予防できるわけではありません。接種後も、うがい・手洗い・口腔衛生など日常生活上の予防対策は怠らないでください)。

また、インフルエンザワクチンの接種を併せて行うと、肺炎予防の強化につながります。そのため、肺炎予防には、肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンの併用接種が推奨されています。

なお、高齢者肺炎球菌予防接種は、「定期」予防接種です。定期対象年齢(65歳)に該当し、過去に接種歴のない方、または60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器または免疫の機能などにより、身体障害者手帳1級相当の方(過去に肺炎球菌ワクチンを接種した方は除く)は、「定期費用助成」対象者となります。詳細は葛飾区のホームページをご覧ください。

※肺炎球菌ワクチンは接種後5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出るケースがありますので、再接種を希望される方は、5年以上の間隔を空けてください。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は乳幼児がかかりやすい「水ぼうそう」を発症させるウイルスと同じウイルスが原因の疾患です。このウイルスに初めて感染すると「水ぼうそう」を発症し、その後長期間潜伏しますが加齢とともに免疫が低下してくると帯状疱疹を発症します。50歳以降になると加齢とともに発症率が上昇し、80歳までに3人に1人が発症するといわれます。また神経痛が残存する帯状疱疹後神経痛への移行リスクも加齢とともに高くなります。
帯状疱疹を予防するワクチンは50歳以上の方が対象です。2種類あるうち当院ではシングリックスの接種が可能です。2ヶ月間をあけて2回接種することでおよそ10年にわたって予防効果が得られることが確認されています。
帯状疱疹のワクチンは定期接種ではありませんが、葛飾区では50歳以上で制度を利用したことがない方を対象に接種費用の一部助成を行っています。予診票の送付等はございません。葛飾区のページをご確認の上、お電話でご予約ください。

コロナウイルスワクチン

当院ではコロナウイルスワクチン接種が可能です。
対象となる方は当院に通院されている方、初診の場合は65歳以上の方で、3回目以降の接種についてです。予約はお電話でのみ受け付けておりますのでお間違いないようご注意ください。

クリニック概要About us

診療科目
胃腸内科・肛門外科・血管外科・乳腺外科
診療所名
小泉胃腸肛門乳腺クリニック
住所
〒125-0042 東京都葛飾区金町6丁目4番3号
金町メディカルモール内102
TEL
03-3627-1300
休診:火曜・日曜・祝日  ※予約、手術のみ
診療時間
9:00〜12:30 -
15:00〜18:00 - - -